スピーディに会計できて、ポイント5%還元になったり、お得なキャンペーンもやっていたりする『Visaのタッチ決済』。
使えば使う程にお手軽さお得さを実感できるものの、稀に決済方法を伝えても通じない時に遭遇します。
そこで伝えやすいオススメの言い方や、これから始めてみる方へ『Visaのタッチ決済』の基本について紹介していきます。
Visaのタッチ決済について
そもそもVisaのタッチ決済について、『聞いたことはあるけど、よくわからない』という方もいるかもしれないので、まずはVisaのタッチ決済について簡単に解説して行きます。
Visaのタッチ決済とは
Visaのタッチ決済とは、VISAカードをお店の端末にタッチするだけで支払いが完了する決済方法のことです。
Visaのタッチ決済に対応したクレジットカードを交通系電子マネーの様にリーダーへかざすだけなので、カードを差し込む必要がなくサインも暗証番号もありません。
通常のクレジットカード決済よりもスピーディーにお会計が済んでしまう便利な決済サービスです。
ちなみにVisa以外、例えばマスターカードにもタッチ決済はあり、『Mastercardコンタクトレス』と言う名称で呼ばれています。
Visaのタッチ決済のメリット
Visaのタッチ決済はタッチするだけでクレジットカード決済ができることがわかりましたが
『今のカードで不都合していない』
『スピーディな交通系で十分』
と思う方もいるかもしれないので、Visaのタッチ決済を利用するメリットを挙げてみます。
▶︎セキュリティ
お会計の際、カードを手渡す必要がないので名前・カード番号・セキュリティコードを見られる心配がありません。
タッチ決済取引は、Europay・MasterCard・Visaの3社が開発した世界基準のセキュリティ技術により防犯対策が施されています。
カードを紛失・盗難・不正利用された方はお分かりかもしれませんが、緊急連絡先も分かりますしカード会社の対応ってしっかりしてますよね。
一方で、最近出てきた●●ペイの中には申請フォームはあるけど連絡先が見つからない、なんてこともあります。
▶︎スピーディー
お店にある端末にタッチするだけなので、カードを差したりサインや暗証番号を入力する必要がありません。
Apple Payなどスマホ決済にすればワン・ツークリックで支払いが完了します!
QRコード決済にありがちな
『ロック解除』
『アプリ起動』
『QR読み取り』
などの手間がないのです。
▶︎使うだけでお得
ポイントを効率よく貯めるには、メインカードを集中的に使用するのが一番ですよね。
Visaのタッチ決済はクレジットカードの利用と同じなので、使うだけでクレジット会社のポイントが貯まります。
また、定期的にVisaのタッチ決済利用促進のキャンペーンが実施されており、そのタイミングを狙えばより一層お得に利用することができます。
とは言え、使うだけでお得になるのはクレジットカードを絡めた他の決済方法も同じですし
『ポイント還元率だけでみると別の決済方法の方が良いのでは?』
『わざわざタッチ決済を使ってまでお得になるの?』
とお思いかもしれませんので、年会費無料のクレジットカードでポイント還元率が高いカードを挙げてみます。
■セゾンパール・アメリカン・エキスプレスQUICPay支払い
→2%還元
■リクルートカード支払い
→1.2%還元
これらの決済方法もお得で十分に魅了的ですよね!
対象カードでVisaのタッチ決済をするとポイント7%還元!
上で紹介した決済方法もお得ではあるのですが、以下のお店をよく使う方はVisaのタッチ決済をオススメします!
・セブンイレブン
・ローソン
・セイコーマート
・マクドナルド
・ドトール
・エクセルシオール カフェ
・すき家
・サイゼリア
・ガスト
・バーミヤン
・ジョナサン
・はま寿司
・モスバーガー(←追加)
・ミニストップ(←追加)
これら店舗では、対象の三井住友カードを登録したスマホ決済(Apple Pay/Google Pay)でVisaのタッチ決済を利用すると『ポイント7%還元』になるのです!
(ただしスマホでのタッチ動作が同じiD決済だと0.5%、カード現物でのタッチ決済だと5%になってしまう点にご注意ください)
他の決済方法と比較しても『7%還元』は見逃せません!
既に対象カードをお持ちで別の決済にしていたら、明日からスマホでのVisaのタッチ決済に切り替えたいですね!
持っていなかったら新規で作っても良いくらい魅力的なポイント還元率です!
使うだけでお得!見逃せないキャンペーン
ガスト・バーミヤン・ココス・ジョリーパスタなどが対象!大阪府内店舗でVisaのタッチ決済をすると最大50%還元!(10/31まで)
Visaのタッチ決済のデメリット
ここまでは良い点を挙げてみたので、ここではVisaのタッチ決済を使う上でのデメリット・不便な点を挙げてみたいと思います。
▶︎認知度が低い
少し前まではPayWaveと呼ばれていたものの、いつ間にか『Visaのタッチ決済』なる呼称に変わりました。
精力的なキャンペーンを行うことで利用促進・認知度向上に努めており、以前よりは知れ渡ってきた感がありますが、それでもいざ使おうとしたらiDで決済させられたこともありました。
▶︎高額決済には向かない
一定金額を超える支払いだと暗証番号の入力かサインが必要となる場合があります。
カードを差したり、サインをしたりするとなると、タッチ決済のメリットが活かしきれません。
▶︎使えるお店が限られている
VIsaのクレジットカードを使えるお店はたくさんありますが、その全てのお店でVisaのタッチ決済が使えるわけではありません。
タッチ決済は対応端末がないと使うことはできず、現在は一部のチェーン店や施設に限られています。
Visaのタッチ決済が使えるお店
スピーディーでお得なVisaのタッチ決済がどのようなお店で使えるのかチェックしてみましょう。
(※印店舗は三井住友カードポイント7%還元店舗)
コンビニエンスストア
生活彩家
セイコーマート ※
セブンイレブン※
ファミリーマート
ポプラ ※
ミニストップ ※
ローソン ※
ナチュラルローソン ※
ローソンストア100 ※
スーパーマーケット
イオン
イトーヨーカドー
カスミ
ダイエー
ベルク
まいばすけっと
マックスバリュ
マルエツ
ヨークフーズ
ヨークプライス
ヨークベニマル
ヨークマート
ドラッグストア
ウエルシア薬局
ファーストフード・カフェ
エクセルシオールカフェ ※
銀座ルノアール
すき家 ※
スターバックス(一部)
タリーズコーヒー
ドトールコーヒーショップ ※
マクドナルド ※
モスバーガー ※
なか卯
飲食店
藍屋 ※
餃子の王将
ガスト ※
かっぱ寿司 ※
グラッチェガーデンズ ※
ココス ※
サイゼリヤ ※
ジョリーパスタ
しゃぶ葉 ※
ジョナサン ※
スシロー
ステーキガスト ※
ハブ
バーミヤン ※
華屋与兵衛
はま寿司 ※
ビッグボーイ
ほっかほか亭
夢庵 ※
書店
ブックファースト
文教堂
サービス店・その他小売店
グッディ
郵便局
コカコーラ
東急ハンズ
家電量販店
ラオックス
ケーズデンキ
ファッション
ヒマラヤ
しまむら
アベイル
デパート・ショッピングセンターなど
イーヨ
オーパ
クリスタ長堀
東京ビルTOKIA
イオンモール
表参道ヒルズ
京王百貨店
サッポロファクトリー
新丸ビル
二重橋スクエア
ビブレ
丸の内オアゾ
丸ビル
六本木ヒルズ
ラフォーレ原宿
マルイ
常盤橋タワー
丸の内テラス
丸の内ブリックスクエア
その他
大阪国際空港
関西国際空港
神戸空港
交通機関でも
※その他の店舗は公式サイトをご覧ください
クレジットカード・交通系・QR決済に比べるとやや物足りなさを感じるものの、主要なチェーン店では使えるのが嬉しいですね。
今後の対応店舗拡大に期待したいところです。
Visaのタッチ決済の使い方
Visaのタッチ決済に対応しているお店を見つけたら実際に使ってみましょう!
まずは自分のクレジットカードがVisaのタッチ決済に対応しているかチェックします。
カード表面に上のマークはありますか?
このマークがカードに印字されてればVisaのタッチ決済が使えます!
対応したカードを用いて、対応した店舗へ行き
①Visaのタッチ決済に対応しているカード(スマホ)で
②Visaのタッチ決済で支払う旨を伝えて
③指定された端末にタッチする
コレだけで決済完了です!
すごく簡単!!
・・・と言いたいとこですが、使ってみると意外と難しいのが②なのです。
カード・スマホ以外にも指輪型でスマートに決済することも可能です!
タッチ決済を使う時に立ちはだかるの難所
Visaのタッチ決済をよく使う方なら一度ではなく何度も直面しているはずの問題、それが『店員さんがよくわかっていない』問題です。
私『Visaのタッチ決済で』
店『Visa?カードですか?』
私『いえ、タッチ決済で』
店『・・iDですか?』
私『違います。Visaのタッチ決済です』
店『・・・?どうぞ』
私『・・・・(違うけどもういいや)ピッ!』
こんな場面には何度か遭遇しました。。。
近くにいる別のスタッフに聞くのはまだしも、わからないまま別の決済方法にされたこともありますし、行列を成している時はこちらから別の決済方法に変えたこともあります。
このような事が起きるのはVisaのタッチ決済の認知度がまだまだである以外に、操作する端末によって名称が異なることにも原因があります。
【●●コーヒー▲▲店(駅ビル)】
【●●コーヒー××店(ショッピングモール)】
これら同じ店名でも入居している施設によって使用するレジが異なり、端末によっては『Visaのタッチ決済』をするに『NFC PAY』と言うボタンを押す必要があります。
▶︎『Visa』と言われる→クレジットカード決済時に押す『クレジット』ボタンがあり迷う
▶︎『タッチ決済』と言われる→スイカやiD決済時に押す『非接触IC』ボタンもあり迷う
▶︎正解である『NFC PAY』と言われる→auPAYやPayPay決済時に押す『コード決済』ボタンすらあり迷う
この様な紛らわしさもあり、慣れていない店員さんですと間違えるのは必須です。
Visaのタッチ決済を店員さんに何て言う?
公式ホームページには
『Visaで』
『Visaをタッチで』
と書いてありますが、なかなか通じにくいです。
これまで伝えてきた中で、最もスムーズだったのは
『クレジットで』になります。
コンビニはまずこれで通じます。
セブンイレブンは自分で支払い方法を押すレジに代わってきているので、『Visaのタッチ決済』をしたい時は『クレジットカード』ボタンを押しましょう!
これで通じなかったら
『クレジットのタッチで』
それでも怪しいようでしたら
『NFCで』
『Visaのタッチ決済で』
と伝え方を変えて様子をみます。
ポイント還元の関係もあり、『Visaのタッチ決済』が使えないと
『わかる人に代われっ!』
なんて心の中で思ってしまうこともありますが、暖かく見守るように心掛けて今後も活用していきたいと思います!
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